こんにちは、夢実マナです
「占いに頼りはするけど、いい占い師に出会えない」
「占い依存してしまってる」
「でもぶっちゃけ所詮占いでしょ？占いなんかで本当に開運なんてするの？」
というような疑問をちょくちょく耳にします。
また占い師側としても
「お客様には、当たる当たらないを期待し過ぎないで、行動してほしい」
「リピーターは増えてほしいけど、依存してほしくもない」
「というか、占いだからなんでもお見通しってわけでもないし、占いで解決できないこともあるから、悩みは話してほしい」
というようなそんな占う側だからこそ常日頃思ってる事もあります。
私自身まだ現役で占い師をやってる身としては
「占いとどう付き合っていくか？」をきちんと知ることができれば、開運するし、相談者様からも「悩みがスッキリした」などと喜ばれる感想をいただくこともできてるのですね。
私のもとに来られた相談者様には鑑定のアドバイスとして、アメブロなどでも情報発信してますが
この本で占いとの付き合い方、向き合い方を知ってほしいと思ってます。
同業者の方、占い師の仕事に興味がある方も、現役占い師さん100名の生の声が掲載されてるので、超参考になりますよ(*^^*)
私もアンケートに参加しました！占い好きでは幸せになれない理由レビュー
本書が発売されたのはもう2017年になるんですね。
あれから3年が経ち、最近Kindle化したとのことで改めてこの本を紹介せねば！となりました。
この著者であるかげした先生は昔からアメブロを読んでいて、この本を執筆するにあたり、現役占い師さん100名による占いとの向き合い方などについてのアンケートを募集してました。
私のアメブロをご存じの方は、知ってるかもしれませんが
私も一占い師としてアンケートに回答していました。
当時のアメブロ記事はこちらです↓
かげした先生著「占い好きが幸せになれない理由」より現役占い師のアンケートに協力しました
占い好きだからダメなんじゃなく、鑑定に対する受け止め方、占い師との付き合い方を知ることができる
「占いに頼るということは、弱いこと」という思い込みだったり、
「そんな占い師に相談なんかして大丈夫なの？」って周りから言われたりする事もありますよね。
でも、占い自体はなくならないと思うし、占い師の存在も必要な人には求められているのです。占い市場規模も1兆円以上と言われてます。
なぜなら、なんの利害関係もないからこそ言える悩み、
身近な友人、家族にも話しにくいような悩みにぶち当たったり、
どうにもならない出来事に遭遇してしまった時、ただの一般論じゃなくて
運気や運命というものを知ってる占い師だからこそ導き出されるアドバイスというのも確かにあるからです。
アメブロ記事でも書いたことだけど
本書のタイトルは「占い好きでは幸せになれない」とはされてるものの、
アンチ占い、占いに頼るなって話じゃなくて、
「私達現役占い師は、日頃こんな心構えを持って鑑定に挑んでます。だからこそ、占いはこういう風に活かしていってくださいね。」というメッセージが込められた本なんですね。
もちろん、それぞれ得意な占術も違うし、大切にしている部分もなにげに違います。
けれど、同じくかげした先生のアンケートに参加された先生方は、占いや相談者様と真摯に向き合われてる先生たちばかりです。
占い師はなんか上から目線的な怖い存在でもなくって、本当に相談者様と対等に向き合おうとしてる人たちばかりだし、
占いが純粋に好きだからこそ、相談者様には占いで過度に不安になってほしくもないし、でも相談者様自身の力で未来を切り開いてほしいとも願ってます。
私自身もこのポリシーなしでは占い師なんてやってけない。っと思ってます。
とにかく占いに対して懐疑的な方、でも占いしてもらっても、怖い結果に怯えてしまったり、占い依存気味になりがちな方に読んでほしい
占いを過度に否定する人も、占いに依存してしまう人も、怖い結果に怯えてしまう人も、
結局は占い師が伝えた鑑定に対しての受け止め方を知らないからこそ起きる問題なんですよね。
それは本当に私自身含め、今の現状や悩みに合わせた伝え方を工夫せなばと思って、常日頃鑑定でも意識していることなんですが、
中には正しい鑑定結果を伝える事だけに固執して、かえって不安を煽ってしまったり、過度に落ち込ませたりしてしまう同業者もいなくはないです。
それでも次の希望に向かって前を向いてほしいと願いながらも精一杯伝える努力はしていますが、
相談者様のその時の状態や性質によっては裏目に出てしまう事も多々あります。
占い師も一人の人間ですし、言葉の伝え方だけじゃなく、受け止め方次第で
良くも悪くも変わってきてしまうんですよね。
本当に占い師と相談者様の共同作業で、鑑定やセッションが進んでいくんです。
その過程をイメージできるような本は今までなかなかありませんでした。
悩みを解決したいとただ願ってる相談者様には、一般の人からしたら
占い師側の事情なんて・・・と思うかもしれませんが、
占い師という仕事そのもの、占い師に対するイメージ、
また占いに悩みを相談したくなった時、どういう風に活かしていけたらいいのか？
この本を通して興味を持っていただけたらとも思ってます。
ということで、本当におすすめです(*^^*)↓