今回の記事は…

マナさん、タロットって正逆で意味がガラリと変わりますよね。
だから、やっぱり逆位置の意味もちゃんと覚えないといけないですよね…
はぁ〜
いやいや、必ずしもタロットの逆位置を採用しなくてもいいんですよ。
という内容でお届けします。
どうして私がタロットの逆位置を採用しなくても良いと考えている
以下の3つの理由をお話しますね。
基本は正位置での意味が大切だから
とにかくタロットの逆位置のリーディングで悩む前に
基本はしっかりと正位置だけ占えるようになることが大切です。
タロット1枚1枚の意味をたくさん知っていることが良いというより、
タロット初心者さんほど、出たカードに何が描かれていて、それらが何を示しているのか?
を勉強しておくことのほうが良いですね。
それらを理解できれば、正位置だけで無限に意味を作り出すこともできますし
深いリーディングも可能になります。
そもそも逆位置で絵を見ると全部がひっくり返るように見えてしまうし
逆位置で出たんだから、意味を逆さまにしなきゃとか違う意味を考えなくては…
という考えからリーディングしていくのは、タロットリーディングの本質ではありません^^;
こうなってしまったときほど、そもそもそのタロットって正位置でどういう意味だった?
と思い出すのがコツです。
プロの占い師さんも正位置だけで占うことがある
実は海外のタロットリーダーさんほど、正逆をあまり重視しません。
日本でタロット占いに正逆に意味をもたらす考え方は
おみくじの吉凶思想のようなところから、入っているんだろうと考えています。
タロットは元々西洋占いだから、そもそも何が吉で、何が凶かというところから
変わってくるんですね。だから本来いいカードが悪いカードであったりもするし、
悪いと言われているカードが良く見えたりすることもあります。
また、鏡リュウジ先生を始め、著名の占い師さんたちでも正位置のみしか採用しない
プロ占い師さんもいらっしゃいます。もっと言えば、22枚の大アルカナしか占わない占い師も居ます。
だからここらへんはもっと柔軟に正逆の採用を考えちゃっても、本当は全然OKです。
使うタロットデッキによっては逆位置を採用しなくても良い
使うタロットデッキのデザインによっては、すでに裏面が正逆ではっきり分かれてしまっている
カードがあります。
例えば、私が持っているウィッチーズタロットというデッキは(Instagram参照)
もう裏面のデザインで正逆がはっきりわかってしまうカードなので
(このデッキ海賊版が横行しているので気をつけてください。)
いっそのこと、正逆を採用しないデッキのひとつとして使っていくようになりました。
せっかくのキレイな絵のカードを逆さに観ているとなんかつまらなくなってきちゃったんですね。
読みにくいデッキはいっそのこと
正位置だけのリーディングのほうがスッとやりやすいことがあります。
他にもデザイン性が強いデッキやトートタロットなどは正逆を採用しない方法が
推奨されていることがあります。
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