最近、身近な方から
心理カウンセラーの資格はどこで取得したんですかとご質問されてたので・・・改めて記事にしています。
私はJADPの認定メンタル心理カウンセラー通信講座で資格を取得しました。
難易度としては難しくなく、テキストも分かりやすかったんですが、当時ついてた来談者中心法を使ったカウンセリングのデモDVDは、実際の対面鑑定の場ではあんまり参考にならなかったかな。21歳の頃に取得しました。
※本名ぼかしてます。
なので、カウンセラーのスタイルがすべて鑑定の場で活かされるというよりは、そうとも限らず…実践はとにかく鑑定経験で積みました。
占い師とカウンセラーの在り方は異なるように思いますが
最近は、占い師もカウンセリング的なスキルを身につけていることが必須になりつつあります。
傾聴のスキルとか、カウンセラーに必要なことなどは今の鑑定経験に役立っていますね。
ただ、純然なカウンセラーは基本アドバイスしないというスタンスなので(まあ、色々なカウンセラーさんのタイプが今いるので一括りに言えないけど)
占い師はあくまで鑑定からしっかりと今後の方向性や対策等の指針はお伝えするようにしています。
自分が目指したい占い師としての立ち位置にもよりますが
必ずしも心理学の知識をすべて網羅する必要はないと思うし、
基本は鑑定で出たことをメインにしつつ、鑑定をするまえの聞き取り(ヒアリング)の姿勢とかは充分役立つかと。
相談者様の話を聴くところは聴いて、
聞かれたことにはきちんと
占いの根拠からお伝えし背中を押すべきところは押す。
必要に応じて、恋愛心理や引き寄せの法則などからもお伝えする事があります。
それが私の考える占いカウンセリングスタイルです。
タロットでカウンセリングが出来ると初めて知った経緯
で、わたしが何でこういった占い鑑定のスタイルを採用しているのかというと・・・
私が10代のころ、タロットをちょうど勉強していた時に出会った
「タロット・セラピー」という本と出会ったのがきっかけでした。
でも、この時から別に占い師になろうと強く意識していたわけではありません。占いは趣味程度にして、イラストレーターになろうと思ってました。
ちなみに著者の先生は高校教師の経歴があります。タロットの解説本というより、占いカウンセリング・セラピーの手法がメインです。
心理学の知識としては、マズローの欲求5段階説、来談者中心法を使った鑑定事例が掲載されています。
実際の対面鑑定事例は、扱っている内容も現実的な問題で重いです。でも、当時不登校だった私は先生の鑑定事例を読んでるだけでも、とても参考になりました。
占いとカウンセリングって本当はすごい近いんだ!
こんな風にタロットを使う事が出来るんだって目から鱗だったのね
ただ、この当時上から目線でズバリ言うあのbbじゃなくって、あの有名な先生がテレビで活躍してた時代でもあり、占い師はズバリ!系しかいないというイメージが浸透されてしまってました。だから、こういう本が出てもあんまり売れなかったんじゃないかな。
あ、でも「ズバリ彼の気持ちとか当たってます」とはお客様からはよく言われるようになってしまってますがね^^;
うん、占いはやっぱりいくらかは当ててナンボの世界なので。そこはタロットをめちゃくちゃやりまくってれば、当たるようになりますね。ここ近年は大きく外してクレームいただいたということもないです。
占い師はセラピスト、コーチにもコンサルタントにもなれる
私はカウンセラー寄りの占い師スタイルを取りましたが、セラピストでも、コーチングでも、コンサルタント寄りにもなれるのが占い師のいいところだと思ってます。
最近は占い講座も始めるようになったので、もう実質占い師さんのコンサルタント的な役割もするようになりました。
どれをとっても正解だと思ってます。
占い師だからこうあるべきっていうより、もうそれぞれの経歴を生かしてそこに占い的要素を取り入れて活動しているのが、現代の占い師像です。
ズバリ言ってビビらせたり、怪しい雰囲気を醸し出すのはもう時代遅れw
下手にキャラ設定だけ濃くしても、昔ほどテレビ受けはしなくなってます。
今の占い師はクリエイターなんです。私はメール鑑定をよくやってるので鑑定結果を書くストーリーテラーでもあります。占い師はいいぞ(^o^)
悩んでいるお客様にとっては、悩みが解決できるのであればカウンセラーでも、コーチでもいいんです。そこに選択肢として占い師がいるってだけ。あなたと相性が合って信頼できる先生であれば、肩書なんて二の次です。だから占い師はいいぞ(大事なことなので2回言うw)
恋愛占いカウンセラーになるなら
最も今も昔も、占いで多い相談は圧倒的に恋愛相談、彼の気持ちについてです。
恋愛占いが出来るようになれば、稼げるようにはなれます。でも恋愛専門のタロット占い師さんも増えてきているので、タロットの知識に加え恋愛心理学の本を何冊か読んでおくと良いでしょう。
男性心理を学ぶなら、ぐっどうぃる博士著書がおすすめ