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マナさんは、占い師には
占い結果を伝えるだけじゃなく、相談を聴くスキルも
重要だと言っていましたよね?
なにか参考になる本はありますか?
はい、占い師は鑑定を当てることが第一!と考えがちです。
でも、当たる占いをするために「相談を聴くスキル」は必要と考えますね。
占い師は鑑定を正しく伝えることだけが仕事ではなく
まず相談者様が悩んでいることを聞き出す力もなければ、
鑑定結果も本当の意味では伝わりません。
実は相談者様から何度でもリピート頂いてる占い師さんは、
運気や相性という鑑定の裏に隠れた悩みを見つけ出すことが得意な占い師さんでもあります。
では、本当の悩みを聞くということはどういうことなのか?については
ただ占いのスキルを磨くだけでは習得できるものでもありません。
それが心理学の世界では「傾聴」とも言われています。
ただ、悩みを黙って聞いていればいいのかとも違います。
なので、悩みの聞き方として私がおすすめできる本3冊をご紹介します!
聞く力−心をひらく35のヒント
阿川さんはテレビにもよく出演していた方で、ご存じの方も多いと思います。
数々の著名人との取材を通して執筆活動もされていました。
阿川さん自身の実経験に基づいた内容なので読みやすく、
特に会話のテクニックとしては、心理学の傾聴などに使われてる「オウム返し」などにも触れています。が、阿川さんエピソードがメインなので、そんなに難しい内容ではありません。
占い師と相談者さんとの会話のイメージすると「インタビュー」がとても近いです。
特に対面、オンライン鑑定、電話占い師さんにおすすめです!
とにかく目の前の相手に興味を持つ。ということが如何に大切なのか?を
改めて知ることができる一冊でした。
マンガでやさしくわかる傾聴
何よりマンガだから予備知識が無くてもスッと読めるのが特徴でした。
この本を読むだけでも、「聴く」と「聞く」の違いについてしっかり理解できますし、
日常のシーンに置き換えての傾聴の場面はマンガで、補足については文章メインでの説明という構成です。
マンガでやさしくわかる心理学シリーズは、他にもアサーション編もおすすめです!
アサーションとは、適切に自己主張ができるようになるコミュニケーション方法の一つのこと。
日本人はまさに言いたいことを我慢するか?させられるかの
一方的な会話ばかりで、苦手な人が多すぎると思う!
仕事や恋愛、人間関係で言いたいことが言えなくて悩んでいる方にもおすすめです
精神科医の話の聞き方10のセオリー
こちらは今回紹介した中でより心理学的な本になります。
私自身は10代の頃、精神科医にお世話になったこともあり、その当時の女医さんはただ薬を処方するだけの先生じゃなく、きちんとカウンセリングをしてくださる先生でした。
でも、1日にそんなに重たい話を聞き続けるにはコツがあるのかも…と思い
この本にたどり着きました。
占い師の元にも「死にたい…」という思いを抱えるレベルで相談に来られる方も少なくないと思います。(そういう困った相談者さんに遭遇したときに読んでおくといい本です)
そんな時、どう聞けばいいのか?迷ったときは
やはり精神科や心の専門家が心がけていることを参考にしつつ
鑑定に活かしていけるところは活かしたほうが良いと考えています。
もちろん、占いの範疇ではない相談が来る場合のあるので、専門機関に進める判断も大切です。
この本は対面(普段の外来)と電話(命の電話相談など)で悩みを聞くためのヒントも書かれてるので、電話鑑定でも役に立ちそうだなと思いました。
占い師も人前で話す仕事。だからこそコミュニケーション力を磨こう
占い師になる方の殆どは、どちらかというとコミュニケーションが苦手だと感じる人のほうが多いと思います。
しかし、占い師も他の仕事と変わらず、人前で話す仕事のひとつであることに代わりはありません。
ただ、人と占いやスピリチュアルの話をするのが好きだったり、
大勢の前ではうまく話せないけど、1対1の密室空間だったら話ができる。
という人は対面鑑定でも向いているんじゃないかなと思います。
ただ、自分が鑑定で話したいこと、伝えたいことばかり伝えていたら、
お客様からはお説教のように感じられたり、聞きたかったことに関して、回答が得られなかったというコミュニケーションのミスからのクレームも起きています。
占い師は占いの当たりハズレばかりを気にするのではなく、
お客様との対話を通して、鑑定を当てていく。というスキルが必要です。
占い師さん向けの電話、メール(チャット)鑑定での伝え方講座では
お客様とのコミュニケーションのコツを教えています。
心理カウンセリングを学んだ経験から
鑑定で相談者様の相談をどう読み解き、伝えているかのヒントをお伝えしています↓