夢実マナです
メール鑑定やチャット鑑定のみならず、
占いで出た結果をお伝えするためにはやっぱりそれなりの伝え方を身に着ける必要があります。
多くの占い師さんが陥りがちなのは
「このカードはどんな風に伝えたらいいのだろう?」
=新しくタロットの書籍や占いの知識を増やそうとしてしまう。
実はこれでは×なのです。
占いライター時代のお話から、占いの知識よりも、○○小説を参考にしていた経験談より
私自身、過去に著名占い師のコンテンツライターの仕事をしていたことがあります。
その時、タロット占いじゃなくて、全然知らない東洋の占いでした。
納期的にも東洋の占いの知識からしっかりと勉強して、記事を書く余裕なんてありませんでした。
実は、課金制のよくある占いコンテンツというのは、
監修している占い師自身が全部原稿を書いてるんだろう…と思ってたわけですが
私みたいに外注のライターさんに依頼することもあるのだそうです。
そういったお仕事は当時、SOHOという、在宅の求人サイトでみつけて
応募しました。
実際、資料として渡されたのは
ただ簡易的なキーワードと象意をまとめたもののデータと
サンプルの文章を何パターンか。。。
あとは、悩みのジャンルに沿って書けば良いのかと思いきや
自分自身が普段書いている文章のテイストではダメで・・・
著名本人になりきった口調で
鑑定結果のパターンを書くというルールでした。
その著名占い師さん…某有名なおじいちゃん占い師になりきって
ちょっとフランクな口調で書いていました。
復縁や不倫、片思いの悩み別に鑑定結果を書くパターンは
なんとかできそうとして、困ったのが…
夜の相性ジャンルでした。
いわゆる、彼はどんなベッドテクニックを使うのかとかの
SEX傾向を書く感じでした。
事前に送られた例文を読んだ限り、官能小説みたいな際どい?表現がされていたので…
実際に私もネットで見れる官能小説の表現をところどころ参考にしながら、書いていた記憶があります↓
前にTVであいみょんは歌詞を書くために、官能小説からヒントを得ていたそうですが、各言う私も某著名占い師コンテンツのゴーストライターをやっていた頃、夜の相性占いメニューの鑑定結果を書くにあたって、官能小説から文章の表現など参考にしておりました✍️
— 夢実マナ@恋愛占いカウンセラー&在宅占い師養成講師 (@ArukanaYumemi) June 5, 2020
実はエロ爺占い師になりきっていたのは、若い女性占い師でしたというオチですww
で、担当の編集者様からお褒めの言葉をいただきましたww
そう、あのシンガーソングライターのあいみょんが流行りだす前に、
官能小説からヒントを得るってことをやっていましたww
もし今後、占いコンテンツのお話をいただいたら、
瀬戸内寂聴あたりの小説を参考にしながら、書いてみたいものですね(爆)
参考になるのかはわかりませんけど(;^_^A
メールやチャット鑑定の文章力を鍛えるなら…
メールやチャット鑑定ほど、文章力が必要とされるといっても過言ではありません。
でも、本来の対面鑑定だって伝え方にもそれなりには気を配るものです。
実はプロ占い師デビューをして一番つまづくのが
お客様に沿った鑑定の伝え方です。
言葉の表現力がないと「ただ良いか・悪いか?」の判断になりがちです。
吉凶判断するのが占い師といえば、そうなのですが…
それだけだと相談者様にとっては納得のいかない鑑定になりがちですし
吉凶判断ならば無料の占いコンテンツでも事足りてしまっている世の中です。
占いコンテンツのライターの仕事もどちらかというと占いの知識をたくさん知っているか否かよりも、文章スキルのほうが必要でした。
コンテンツの文章を書くにあたっても…
・漢字の使い方やひらがなとのバランスなど細かいルール設定を守る事
・口調を監修者本人になり切ること
・1項目当たりの最低文章量にまとめて書くこと
などなど、色々な条件が課せられていました。
私自身はさまざまな本を読んで、8年間アメブロを書き続けていく中で
文章力を培ってきたのですが、やっぱり文章そのものが書けない…
という方はこういった基礎的な本から伝え方、言い回しのパターンを増やしておくのがよさそうですね。
文章のバリエーションを増やしたいなら、接続詞を攻略しよう
私は最近、放送大学で「日本語リテラシー」という授業を受けたんですが
その中で、改めて文と文をつなぐために用いられる接続詞(しかし…また…でも…など)のパターンやどんな場面で使ったらいいのか?の講義を受けていました。
これはブログでもメール鑑定でも生かせる内容だ!と思いつつ・・・
「は」や「が」を使って文章の繋げ方もこういうルールがあるんだと勉強になりましたし・・・
ブログでも相談者様とのやり取りの中でも、つい同じ文面を多用しがちだったことにも気づきました。
たしかに接続詞のパターンや使い方を増やすと、文章に深みや共感してもらえる文章を書きやすくなるだろうと思いました。
大学の教科書以上に接続詞の使い方やパターンが詳しく掲載されている書籍を発見したのでご紹介します↓
今回のまとめ
私自身もまだまだ文章力がある方だとは思いませんし、
誤字や間違った表現をしてしまっているときもあるなと思いつつも・・・
相談者様からも「読みやすい文章だった。気持ちを分かってもらえた。」と感想でいただくことが多かったです。
そのためにははっきりとした伝え方をするだけではなく
伝えたい言葉の前に、前置きをしたり、一言プラスしたりして…
極端に取られてしまわないようにバランスを取って書くようにしていました。
意外と出来そうで出来ない事なのかもしれませんね…(^-^;
メールやチャット、電話鑑定での伝え方をもっと学びたい占い師の皆様へ↓