
マナさん、最近タロットをしたら
やたら死神や塔とか嫌なカードばかり出るんですが
悪い結果ばかりでて落ち込んでます…
それは落ち込むよね…
でもね死神や塔が出てもそこには必ずネガティブな面もポジティブな面も同時に存在するんだよ。
だから一概にこれが出たから一番悪いというカードはないの
というお話です。
一番悪いカードって本当にないの?
例えば、タロットを少し知った人は悪いカードの代表格に
死神や塔、悪魔、吊るされた男などを挙げるでしょう。
しかし、実践ではこれらのカードが出ても
臆せずカードからのメッセージをまずはポジティブか?
ネガティブか?の二択でしか捉えるのではなく
一旦ニュートラルに読み取ります。
それらのカードが本当に悪い解釈として出ているのか?は
質問内容にも寄ります。
逆に言えば、一見良いカード(太陽や恋人)が出ても
そのままポジティブな解釈が採用されるとも限りません。
ここからは、悪魔や塔のタロットで
ポジティブな解釈を採用した一例を紹介します
塔は予期せぬ不運もあれば、幸運を表す場合がある
確かに絵柄は突然の落雷(天災)に見舞われたシーンではあるのですが
どんなに素晴らしい功績や地位を築いても、一瞬にして崩れ去るときは訪れる。
一生懸命、積み上げたものが崩れることは恐ろしいものですが
塔は何も予想外のショックな出来事ばかりをさすだけとは限りません。
努力と結果が比例しないこともたくさんあります。
特に恋愛や対人関係は予測不可能な出来事の連続です。
よって、電撃的な出会いや棚ぼた的な幸運が訪れるパターンもあります。
むしろ何をやっても膠着してしまう状態から抜け出すために
天からの衝撃を受け入れることが打開策になることも。
悪魔は人を引き付けるカリスマ性を表す
よくある解説書では、不倫や道ならぬ恋愛といったキーワードで紹介されるのですが
一人の人と深い関係を築くという意味では、
心地よいと思えるしがらみもある程度なければ、関係は続きません。
すべてが自由すぎて何もしがらみもないと、
結婚生活や人と向き合うことはめんどくさいことの連続かも。
この人だったら半分自分の自由を奪われたって構わないと思うくらいの
強い結びつきだって必要なのですね。
マツコ・デラックスさんもTVで
「誰かと添い遂げたいなら、自我を半分にしないと」と言ったそうな。
縛られるのだって悪くないかも…
そして、水商売や人気商売は人を引き付けるカリスマ性が求められます。
そういう職業に従事している人たちが
この先、有名になれる可能性を見たとき
「悪魔」はどちらかというと幸先の良いカードになります。
※ただし厄介なファンに注意が必要といったところですが…
まとめ
タロットカードに「良い・悪い」はなく、
大切なのは【どう読み解くか】と【質問にどう関連づけるか】です。
たとえ「悪魔」や「塔」が出ても、
それは必ずしも悪い未来を示すわけではなく、
【気づき】や【変化のチャンス】を教えてくれることもあります。
カードの意味にとらわれすぎず、状況や質問に応じて柔軟に読み解くことで、
タロットはもっと有意義なガイドになります。
どんなカードが出ても、そこに秘められたメッセージを前向きに活かしていきましょう。