タロットカードが大好きな人達の話題にもなっている「ルノルマンカード」
たくさんあるカード占いのなかで、最も代表的なものはタロットではありますが、
近年は、タロット・オラクルカードの次に「ルノルマンカード」と言われるくらい
知名度が上がってきました。
そこで、もしこれからなにかカード占いを勉強してみたいと思ったら
タロット、ルノルマンカードどちらが良いのか?
また2つのカードを使い分けるならどのようなやり方があるのか?をまとめてみました。
タロットとルノルマンカードの違い
ざっくりとタロットとルノルマンカードの構成から説明すると…
タロットは78枚・正逆採用・ルノルマンカードは36枚正逆なしです
基本的な構成から考えると、カード占い初心者にとっては
ルノルマンカードのほうが、簡単そうには見えますね。
タロットのほうが、たくさんの書籍や歴史があるので
占術としての深さがあります。
その点、ルノルマンカードは日本で流行りだしてからまだ最近のカード占いです。
さらに、タロットカードはたった1枚だけに
たくさんの意味や複雑な象徴が描かれています。
その点、ルノルマンカードは、カード1枚につき1シンボルで
比較的シンプルな象徴が特徴です。
タロットよりルノルマンカードのほうが、手のひらサイズで全体的に小さいです。
手の小さい私でもカットしやすいです。
ルノルマンカードはトランプゲームが元になったカード占いとも言われています。
ルノルマンカードはタロットより現実的な行動や状況が現れる
タロットカードは、複雑な象徴を持つものが多いため、
潜在意識か相手の気持ちを深く知る。
どちらかというと占う物事を深堀りしていくようなカードです。
一方、ルノルマンカードは現実的な回答がよく出やすいといった特徴があります。
私的に、タロットはズバリ言うときとそうでないときの差がありますが
ルノルマンカードのほうが
ズバリ・シンプルに回答を得られる機会が多いなと感じています。
ルノルマンカードは、36枚全てを使ったグランタブロー
という占い方があるのですが
グランタブローで恋愛関係を占うと
相手との距離感を知ることができるようになります。
例えば、意中の相手との今後の行方を占ったとすると…
淑女のカードが紳士のカードがどの位置に出たのかを見て、
近くに出ていれば、同じくらい思いあっている、逆の場合はまだまだ遠い。
というような事がわかります。
そして、淑女や紳士のカードの周りに出ているカードや
四隅に出たカードの組み合わせ
一番下の4枚で結論・その恋愛の行方を占うことができます。
試しにグランタブローで占ってみるとこんな感じです。
四隅に出たカードを青丸、淑女と紳士の位置を赤丸で囲み、
一番下の4枚を黒枠で囲みました。
一方タロットは、すべてのカードを使って占うような事はあまりありません。
(できなくもないですが…かなり場所をとるので)
本人の気持ちと相手の気持ちでカードを出して
比較して占う方法が一般的です。
ルノルマンカードは質問したいテーマに沿った象徴カードを1枚決めて
正逆を使わない代わりに、複数枚のカードの組み合わせによって
リーディングをしていきます。
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タロットとルノルマンカードをどう使い分けたら良いの?
では、タロットカードも持っている人たちやタロット占い師さんが
ルノルマンカードとどう使い分けたら良いのかのヒントを書いていきますと…
私もまだまだルノルマンカードに関しては勉強中ですが
「相手はどう思っているのか?」などの気持ちを掘り下げていくようなら
タロットカード
「相手との距離感やこれから現実的に現れてくる事」をみたいときは
ルノルマンカード
といった使い分けが出来るんじゃないかなと最近は思っています。
恋愛に関しては、お互いの気持ちがあればうまくいくというような
単純な問題ではありません。
そこには、複雑に絡み合った障害や動けない状況などが潜んでいる事もあります。
そういった事を見ていくにもルノルマンカードのほうが現実的にどう進むのかを
タロットよりも指し示してくれることがありますね。
また、ざっくりと今後の全体運には
タロットならホロスコープ法を使いますが↓
ルノルマンカードでも1年の全体運を知りたいときは
グランタブローですべてのカードを並べて読み解く面白さが良いですね!
恋愛運だったら「ハート」を見るように
金運だったら「魚」、仕事運だったら「錨」(職種により象徴カードは変わる)が
出た位置を読むことで1年の運勢を占います。
オラクルカードとルノルマンカードはどう違うの?
ルノルマンカードは、オラクルカードよりは
未来や相手の気持ちといった占いのような扱い方ができます。
勿論、オラクルカードでも占いのようにリーディングしている人も
見かけるので、リーダーの使い方次第と言ったところかもしれません。
しかし、オラクルカードはたくさんあるデッキのなかで
かなり占いとして使えるカードと
ふわっとしたアドバイスでしか(従来のオラクルカードとして)使えないデッキが分かれる
といった感じです。
オラクルカードよりも
もう少しはっきりと占い要素の強いカードを求めるならば
ルノルマンカードを取り入れてみるのが良いでしょう。