こんにちは、夢実マナです
今年は特に著名、有名人が亡くなるニュースが多いですし、
災害で亡くなってしまう方々もいらっしゃいますし
コロナ破局、コロナ離婚…
今年は特に別れを経験した方も多いと思います。
そんな中、Twitterで知ったゲイの精神科医「Tomy」先生の著書
「失恋・離婚・死別の処方箋別れに苦しむあなたへ」をおすすめしたくて
レビューを書きました。
私自身の別れの体験談も交えつつ(まあ興味のない人、思い出して辛くなってしまった方はスルー推奨ですが)
喪失の体験に苛まれてしまっている
あなたにも何か参考になれればと思います。
占い師としては、失恋や離婚のトラウマで次の出会いに進めない方は多かった
占い師としては一番が
「失恋してから立ち直れずそこから男性不振になってしまった方」
あるいは…
「元彼にフラれたことがショックから立ち直れないまま
復縁にこだわろうとしてしまう方」
「恋人との浮気が発覚してショックを受けてしまった方」
そこからどうしたらいいのか?
という相談をよく受け持つことが多かったです。
とはいえ…
別れは乗り越えようと思って乗り越えられるものではないし
新しい出会いで上書きができたらそれはそれでいいんですが…
現実にはなかなかうまく行かず、
新しい可能性に目を向けられるタイミングって
本当に人それぞれだなあということを痛感しています。
父と叔父の突然死、親戚の死を経験した私の体験談
ぶっちゃけますと、個人的にはここ数年は誰かの結婚式に参加するよりも
葬式に参加することが多かったです。
年代的には普通に考えて結婚式ラッシュのはずなんですけど。
(それだけリアルの交友関係が薄いってのがバレるけどもういいや。)
一番は、離婚して消息不明になってしまった
父の突然死でしょうか…私が二十歳になったばかりだと思います。
伯父から突然手紙が届き、「自宅で亡くなったと」の知らせを受けました。
死因は死後から数か月たってからの発見だったそうで、
特定も大変だったようですが「心筋梗塞」らしいです。
当時は全く現実味がなく、涙も出ませんでした。
むしろ私自身もいろいろと迷いの中にいて父との死と向き合うことから逃げてしまったんです。伯父に返事を書く気もなく、しばらく放置してしまいました。
リアルの生活でも余裕がなかったのに、今度はそこから数年後
叔父(母の弟)も自宅のマンションで急に亡くなってしまいました。
叔父とは高校時代は祖父母の家に住んでいたので、同居していました。
叔父の勤め先から連絡が入り、連絡もつかず出勤していないとのことで
不信に思った母と祖父が叔父の自宅に向かったのですが
全然応答もなく、カギもなく、どこかから入る方法も見当たらず・・・
マンションの管理会社に問い合わせたり、
警察に立ち会ってもらう必要が出てきて、連絡したりといろいろやって、
数時間かけてやっとドアを開けることができたと思いきや・・
耳から血を流し、意識不明で倒れていたそうです。
死因は、脳出血でした。
祖祖父や付き添いで祖母の姉の葬式にも出たりしていましたが、やっぱり父が亡くなったころにこの本に出会ってたら何か変わってたかな・・・と思いました。
別れを乗り越えるために新しい出会いを求めて開き直れることが正解でもなく、うじうじして悩む期間もあっていい
と、私個人の話はここまでにしておき…
別れの乗り越え方は人それぞれであっていいと思うし、
著書曰く
ショック期から抑うつ期間があり、そこから徐々に時間をかけて
立ち直っていくというステップがあります。
新しい出会いに繰り出しながら、何とか前に進める人もいれば
一定期間うじうじしないと乗り越えられない人もいるし、
時々思い出して過去に浸る時間がないとダメな時もあったりと
前に進めない自分を責める必要もないんだなということに気づきました。
占いやスピ的(引き寄せの法則)には、「執着を手放す」ことが
よく言われているのですけど
そのために
過去の思い出にまつわるものは処分すべきだ論があったりします
が・・・何でもかんでも捨てればいいってもんでもなく
それは一時的に自分の感情にフタをしてしまうだけのことも多く
結局は手放しというステップは、1回で済むほどカンタンなものではなく
時々は失った過去を思い出しながらも
前に進んでいる方がほとんどのような気がします。
私もそれなりに別れを経験したけども、
存在そのものを忘れるってことはないです。(手放しと忘れるって違うしね)
父のこともたまに思い出しますし、ただ落ち着いてきているので、
思い出しても感情に巻き込まれることは少なくなってきています。
思い出すことがあっても、比較的すぐに日常に戻れる具合ならば
時にはそういうときがあってもいいと自分にも許しています。
鑑定でも過去の恋愛から掘り下げるための占いをすることがあります。
(ちなみに亡くなった人の気持ちではなく、生きている人限定ですが…)
その人と実際どうしようというわけでもないけど、
過去を反芻する(振り返る)ことで何か改めて気づきを得たかったり
一度過去に立ち止まり、振り返る過程を占いで踏むことで
前に進んでいける効果もあると思っています。
今更どうしようもないって思っている事柄ほど
心に強くひっかかるものですし、それは一度吐き出す作業は必要です。
個人的な経験からも鑑定経験からも
執着を手放すことに、こだわる必要もないです。
それをすればするほど、心の中はかえってこだわってしまうもの。
今回のまとめ
別れの経験直後というのは、ショックで動揺するものだから
なにも受け入れられないのは当たり前ですし、
いろいろな考えがループして答えが出ない期間でもありますよね。
冷静さを取り戻す期間というのは、本当に人それぞれ
乗り越え方も人それぞれです。
tomy先生自身も、パートナーを亡くした経験を持っていますが、
その過程を知るだけでも参考になりました。
別れを昇華する方法として
気持ちを紙に書き出すワークも紹介されています。
なかなか誰かに相談できない時にもいいですし、
私も実際に相談者様にもおすすめしている方法なので効果はあると思います。